金属銘板は表面の加工によって見た目や特徴が異なります。また、材質によってもできる仕上加工が変わります。
東京銘板では「ステンレス」「真鍮」「銅」「アルミ」の金属銘板を取り扱っています。
それぞれ表面の仕上加工をご紹介します。
正式にはステンレス鋼(英語表記:stainless steel)といい、鉄に一定量以上のクロムを含ませた合金鋼です。「stainless」という言葉には、「錆びにない」という意味合いですが、実際には設置環境によっては「錆」が発生するので、「錆びにくい」という意味を含みます。
東京銘板では屋外向け看板、銘板などの商品で使用しています。
ステンレスは金属銘板の中でも一番ポピュラーで仕上方法もいくつあります。
1.鏡面仕上
文字通り鏡のような仕上方法で表面に光沢があります。
2.HL(ヘアライン)仕上
表面仕上げの方法で一番一般的な表面仕上げの方法です。均一に髪の毛状の細い研磨目を連続してつけた仕上です。
3.パーマネント(バイブレーション)仕上
無方向性のパーマ状のヘアーライン研磨仕上です。
真鍮とは、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金のことを指し、別名:黄銅(こうどう、おうどう)と呼ばれることもあります。身近なものだと五円硬貨です。
真鍮は変色しやすいため看板に加工後にクリア塗装仕上を施しますが屋内向けです。
均一に髪の毛状の細い研磨目を連続してつけたHL(ヘアライン)仕上が一般的です。
古くからある金属で、一般的に10円玉硬貨で馴染みのある金属です。銅も変色しやすいため看板に加工後にクリア塗装仕上を施します。真鍮同様に屋内向けです。
東京銘板で取り扱いのある銅の仕上方法はHL(ヘアライン)仕上のみです。
アルミにもアルマイト処理や白アルミなどいろいろな種類がありますが、東京銘板ではアルミ銘板は「メタルフォト」になります。
商品についてはメタルフォトの商品ページをご参照ください。
1.サテン仕上
ヘアライン仕上のように均一なラインが入った仕上です。
金属銘板は種類によって見た目や用途が変わりますので、お客様のご要望に沿ったものでご検討いただければと思います。